排卵とプレマリン




卵巣では通常卵胞ホルモンが排卵を起こしています。

これが正常に行われていない時に
卵胞ホルモン剤のプレマリンが処方されます。



プレマリンの作用

更年期障害、骨粗鬆症の治療にも使われるプレマリンですが、
卵巣機能不全症・卵巣欠落症状の改善にも使用されます。

プレマリンはエストラジオールに体内で変換されます。
女性ホルモン療法で使われる代表的な薬です。

プレマリンの用法

1日0.625〜1.25mgを服用するのが一般的ですが、症状などによってその量は変わります。

医師の指示がありますのでそれに従うようにしてください。

プレマリンを服用してはいけない人

・妊娠中子宮内膜ガン
・乳ガン
・脳卒中
・心筋梗塞
・狭心症
・肺塞栓症
・血栓性静脈炎

またこの他に
・てんかん
・子宮筋腫
・乳房結節
・乳腺症
・腎臓病
・肝臓病
・心臓病
・全身性エリテマトーデス


上記方は使用に注意が必要です。

もし、プレマリンを服用している間に
長時間飛行機に乗ることがあったりする場合には水分を多くとるようにしてください。

プレマリンには血栓症を起こす場合がありますので、念には念を入れるようにしましょう。

プレマリンで考えられる副作用

プレマリンを服用してすぐに出る副作用として
・おりもの
・不正出血
・吐き気
・体重の増加
・むくみ
・乳房の痛み
・下腹部痛

これらが挙げられますが時間の経過と共に軽快しますから心配する必要はありません。


また、稀なケースではありますが
前述の血栓症が起こる場合もありますので十分に注意をしてください。

※血栓症の症状
・息切れ
・しびれ
・腫れ
・手足の痛み
・意識の薄れ
・急性の視力低下
・目が痛い
・急に視野が開ける
・胸痛
・頭痛など。


これらの症状が出たらすぐに医師に相談してください。



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